共依存なにがいけないの?ラブラブとの3つの違い

アダルトチルドレン

共依存とは?

共依存は、人間関係や恋愛関係において、一方が相手に依存して、他方が与えるという状態を指しています。依存する側は、相手の存在や承認に強く影響されてしまい、自分の価値や安心感を相手に頼っている状態になっています。共依存の関係では、個々が自立して生きて、成長していくことが難しくなり、お互いが生きづらさを抱えてしまうこともあります。共依存の方には、次のような要素が挙げられます。

  1. 自己肯定感の低下: 共依存の関係では、ありのままの自分を認めることが難しく、相手の存在や評価に頼ってしまうため、自己肯定感が低下しやすいです。
  2. 他者への過度な関心: 依存する側は、相手のことを過度に気にしてしまい、相手の感情や行動に強く影響を受けやすいです。
  3. 個々の成長の妨げ: 共依存の関係では、お互いが相手から離れなくなり、それぞれが成長や進歩を防いでしまうことがあります。

ラブラブな状態は?

一方で健全な恋愛関係とは、お互いが自分を確立した上で愛し合っている状態を指します。この状態では、お互いが感情的なつながりを大切にし、それぞれが独立性を保ちながらも、深い絆で結ばれています。ラブラブの特徴には、以下のような要素があります。

  1. お互いを尊重する: ラブラブな関係では、お互いの意見や価値観を尊重し合い、互いに対して理解を深めることができます。
  2. 共感とコミュニケーション: お互いに対して共感し、良好なコミュニケーションをとることができます。自分の気持ちや考えをオープンに伝えることができるので、2人の行き違いが起こりにくく、建設的な話し合いをすることができます。
  3. 個々の成長を尊重: お互いが成長することを尊重して、応援することができます。相手が、夢や目標に向かって進むことを喜んで後押ししてくれます。

共依存とラブラブの3つの違い

  1. 依存の度合い: 共依存は過度な依存が特徴になります。これは、相手なしでは生きていけないような状態です。一方でラブラブな状態は、お互いが深い愛情を抱きつつも、信頼した上で、自立を尊重した関係を築くことができます。
  2. 自己肯定感の違い: 共依存の関係では自己肯定感が低下しやすくなる一方で、ラブラブな関係ではお互いが支え合いつつ、相手の自尊心やありのままの姿を大切にします。
  3. 相手への関心のあり方: 共依存では相手のことを極端に気にしてしまい、過剰に依存する傾向があります。しかし、健全なカップルはお互いの個性や独立を尊重しつつ関係を築きます。

まとめ

共依存は、片方が過度な依存をして、依存される側は、その状態に留まろうとしてしまうのが特徴です。一方で、健全な愛を育める関係性は、それぞれが自分を大切にできている状態で、相手に愛や尊敬を向けることができます。良好な恋愛関係を築くためには、お互いが自分らしく生きて、満たされた人生を送ることが大切になります。何か参考になれば幸いです。それでは。

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